ネット環境の普及により知識を使うだけの職業は崩壊するのではないか?

困りごとがあったとき、なんでもユーチューブ動画で簡単に解決策を調べられる昨今、専門業者に依頼することが激減しています。そういった職業の今度はどうなるのでしょうか?私の場合買い物で人と会話するケースは住宅購入と自動車購入の場合だけで、その他はネット購入か非接触の店舗(GUなど)だけになりました。
結論
崩壊はしないが仕事量はだんだん縮小していく
理由
時間とお金を節約したい人が多数派だから。専門業者に依頼しないメリットは以下のとおり。
・専門業者の移動コストが発生しない
・依頼事項のコミュニケーションコストが発生しない
・専門業者に必要な利益の上乗せがない
・消費税がかからない
・本来稼ぐとかかる税金が節約して浮いたお金にはかからない
・自分の思い通りにできる
一方で、どうしても専門業者でないとできないことも多少は残る。
具体例
実際に私が実施したことおよび専門業者に依頼したことを列挙します。
| 自分で行ったこと | 専門業者に依頼したこと | 専門業者に依頼した理由 |
|---|---|---|
| 自動車のワイパー交換、バッテリー交換、エアコンフィルター掃除 | タイヤ交換 | 専用工具が必要 |
| 抵当権抹消登記、所有権保存登記 | 所有権移転登記 | 決済タイミングに合わせる必要がありミスが許されない |
| 壁紙の張替、障子の張替 | ガスコンロ交換、賃貸物件のハウスクリーニング、不動産賃貸管理 | 工事の資格、専門業者としての信用が必要 |
| エアコンの購入はネット、設置業者の手配 | エアコンの設置 | 専用工具が必要 |
| 携帯電話はネット契約 | なし | |
| 自動車保険はネット契約 | なし | |
| 髪の毛のカット(セルフカット) | なし |
まとめ
昨今は、プロと素人の差は限りなく小さくなっています。それは私の専門分野であるITエンジニアについても同様です。たとえば私が就職した1988年ごろはプログラミングは特殊な技能であり、習得するには会社が用意したコンピュータと教材を使うしか手段がありませんでした。しかし、今やユーチューブ動画でいくらでもプログラミングについて学べますので誰でもできるようになりました。







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